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102号室『舟』鯉がいました。

昔からの常連さんはご存じなのですが 平成10年頃まで102号室
「舟」に鯉がいました。詳しくご説明すると お部屋に池に見立てた
タイル張りの水槽があり そこに釣り舟(布団が敷いてあります)が
浮いておりました。その池に結構肉付きの良い?鯉が5.6匹泳いで
いて 手をたたくと 舟底から顔を出してくるのでお客様も楽しまれて
いたと思います。

当初は 釣り舟は固定されておらず お客様が動くたび揺れて
いたそうです。船酔いみたいな状態になられるお客様がいたので
しばらくして 釣り舟ベッドは固定されたと聞いております。

鯉はお客様が水の中に煙草を捨てたことが原因で死んでしまいました。
最後の一匹が死んでしまった時 現在のように池の部分を板の間に
改装いたしました。

ただ 創業当時からの壁一面の『御所車』や『竹林』のクロスは
現在もそのままです。若干 傷んでいる箇所もございますが 歴史の
重みというか 風格が感じられます。ここはホームページよりも
実際お部屋をご覧頂くほうがお部屋の良さをわかって頂けるかと思います。

富貴のお部屋の中で 古いクロスが唯一多く残っているお部屋でもあり
今ではあまり見られなくなった「三面鏡」も設置してございます。
富貴にお越し下さったら ぜひご利用して頂きたいお部屋の一つです。


                         妖精
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富貴ってラブホですか?

富貴はラブホテル(現在はレジャーホテルと言います)でもあり
ビジネスホテルでもあり 中身は旅館っぽくもあります。
一応 ラブホテルとしての許可は頂いておりますので
「カップルのお客様がほとんどでしょ?」と聞かれますが 
意外とそうでもありません。

それはなぜか?
平日のご宿泊のお客様がほとんど男性のお一人様だからです。

男性お一人のお客様は昔からいらっしゃいました。
98年頃は 京橋には現在流行りの“ガールズバー”や“キャバクラ”のようなお店はなく 老舗のスナックやラウンジが集まっている地域でした。朝方まで飲んでおられてから お家に帰らないで富貴でご宿泊され そのままご出勤される男性のお客様が 結構多かったように思います。スナックのママさんやマネージャーの方もご利用して下さることも多く 時にはママさんが酔われたお客様をお連れ下さることもありました。

ただ キャバクラという大型店が京橋にも流行りだすと オーナーママが自ら接客するスナック ラウンジが苦戦し 閉店するお店が増えました。今では昔ながらのスナックや京橋の名物ママさんも少なくなってしまって・・・寂しく思います。

その頃から比べて 富貴の男性お一人のお客様は自由業の方から会社勤めの方に変化してきた様に思います。時には 大きいお部屋をスーツ姿の若い男性3名でご宿泊されることもあります。ご希望によりお布団をもう一組ご用意させて頂いておりますが これが「合宿を思い出す」と好評で 毎週来られる常連のグループもおられます。

「ビデオ試写室」という宿泊もできる施設が富貴の近くにできて 一時お客様が少なくなってしまいましたが 最近はまた戻ってきて下さっているようでホント嬉しいです。

これからも お一人様大歓迎いたしますので 是非いらっしゃって下さい。
心からお待ち申し上げております!


                         妖精
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